備 忘録

ジャニオタによる備忘録

コロナ禍で風邪を引くということ ①

2020年の夏、体調を崩して寝込んでいた。治療がやっと終わったので、書く。

今年ならではといった感じで、貴重な体験だから絶対記録しておきたいと思ってた。

 

2020年の夏はいつもと違う夏。

 

2019年の夏は7月はサマステ、8月は8.8ジャニーズJr.祭、9月はドリボと現場がたくさんあったのに。

今年は現場がまったく楽しみが無くてつまらない日常を過ごしてた。

 

5月に予定されていた知念くんの舞台に行くはずだったのに全公演中止になってしまった。誰のせいでもない、誰も悪くないから余計辛いし、知念くんが公演中止になったことを謝っているのを見るのも辛かったな。

せめてもの救いはサマパラの配信があること。

サマパラのためにだけに仕事を頑張っていたところ、体調をくずしてしまった。

 

通勤にはバスを使っていたけど、コロナの感染が怖くて行きは車通勤の家族に近くまで送ってもらって、帰りはどんだけ時間かかってもいいからと思い歩いて帰ってた。

徒歩50分くらいだから、そんなの遠くないし、音楽聴きながらだと歩くのも楽しかった。

 

暑くなったからか、家に帰ったら顔が赤く、体が熱くなり軽い熱中症のような症状がたびたび出るようになる。頭が痛くなったりしたが熱は無かったし気にしてなかった。

 

 

ある日、帰ってきたらいつものように体が少しだるく頭が痛くなった。熱を測ってみると37.5度。いままでどんなに体が熱くても、頭が痛くても36度台だったのに。

とりあえず上司に連絡して明日お休みすることと、病院に行くと伝える。いままで微熱程度なら、寝て起きて熱が下がっていればそのまま仕事に行ってたけど、コロナの可能性も無きにしもあらずなので、病院に行くことにした。

頭が痛いのもあってそんなの熱はなかったけど解熱鎮痛剤を飲んで、そんなに体がだるくなかったから普通に家族とご飯を食べてお風呂に入って寝た。

この調子だと明日は自分で運転して病院に行き、大事をとって2、3日休んで仕事復帰できるだろうなと思ってた。次の日起きるまでは。

 

1日目

次の日家族に起こされて熱を測るように言われる。

明らかに昨日の体重いし頭が痛い。ピピッと体温計鳴った。体温計を見ると38度。昨日に比べて熱あがってる。これは自分で車で運転して行くなんて無理だなと感じた。

タクシーでいくかという案もあったが、私が行く病院は発熱外来といって熱のある人は普通の待合室に入ることができない。車で待てない人は、他の発熱の人がたくさんいる部屋に押し込まれることになる。

自分もコロナかどうかわからないけど、その中にコロナにかかっている人がいるかもしれない。

そこで診察を待つのが怖いので車で行く予定だった。これもコロナ禍だから。

 

家族と相談して、仕事を休んでもらい車で送ってもらうことに。

 

ちなみに家族も職場に私が熱出したことを伝えた。これもコロナ禍だからだね。普通の風邪ならこんなことしないのに。

 

 

病院では問診票を書いた。普通の問診票はいつから熱が出た、どんな症状か、薬飲んでるかなどそれぐらい。

いまはコロナが流行っているから、県外や海外に一ヶ月以内に行っていないか、不特定多数の人が集まる場所に行っていないか、家族で風邪や発熱のある人はいないかなども問診票の項目にあった。

一応保健所に連絡してほしいと言われたので、保健所に連絡し症状など話した。保健所は私達の知らないいろんな情報を持っているらしいから、自分の症状や行動歴を話して自分がコロナの可能性があるか聞いた。

とくに胸が痛いや咳が出るなどの症状もなく、行動歴に問題無かったため、コロナの可能性は低いと判断されそのまま病院で診察を受けることに。

 

病院では採血、検尿、胸のレントゲンの検査をした。

先生に喉もみてもらった。

症状的に肺炎じゃなさそうと自分で思ってたら、先生にもコロナでは無さそうと言われた。

頭が痛いのはCRP(炎症の価)が高いからで、尿沈渣の検査で菌が出たらしく尿路感染症ではないかと診断された。

抗生剤をもらい5日間飲むことに。

 

職場にそう伝えると、とりあえず熱を下がらないことにはなんとも言えないのでしばらくはお休みすることに。

 

病院で正しく診察してもらうために朝から解熱鎮痛剤飲まずにいたからずっと熱があってつらかった。

病院から帰ってきて、体はだるくてすぐベッドに入りたかったけど念の為シャワーを浴びて髪も体も洗ってからベッドに入った。

シャワー浴びるの辛かったな。これもコロナのせい。

 

解熱鎮痛剤飲んだ寝たら36度台になり、少し元気に出たのでいつもどおりの量のご飯をたべようとしたけど、食べてる途中でいらなくなって残してしまった。

ちなみにこの日から家族とは離れて食べてた。

 

夕飯を食べたあとも熱は36度台だっため解熱剤を飲まずに寝ることに。

 

夜中寝苦しく、体がだるくなり起きる。

熱を測ると37度後半だった。吐き気もでてきて、戻してしまう。そして解熱剤を飲み寝ることに。

 

次の日からめっきりと食欲がなくなってしまう。

 

 

2日目

2日目の朝は解熱剤が効いてるのか36度台だった。昨日の夜中のこともありご飯を食べる気になれず小さいパン一個。

今日このままならいいなとベッドに寝ていたらだんだん頭が痛くなり、熱を測ると37度に。

徐々に熱は上がっていき38度台に突入。もちろんお昼ご飯も食べれず。

 

午後からまた病院へ行く。とりあえずできることは無く胸のCTを撮って異常ないと言われ、またしてもコロナの可能性は低いとだけ。

 

帰ってきてシャワー浴びて寝た。

 

それからは熱が出ては解熱剤で下げてを繰り返す。

 

 

3日目

解熱剤で熱を下げながら夜中を過ごす。

薬が切れると熱があがり、とうとう胃に何も無くても戻してしまうようになる。

仕舞いには薬を飲んだすぐにとか。口にもの入れるのすら怖くなる。解熱剤を飲むタイミングまで難しい。

どうしても辛くて保健所にもう一度連絡した。

 

熱が出てて体がだるくて辛いのもあるけど、何日も熱が続くことでコロナなのかもしれないと疑い始める。

PCR検査をしてコロナ陽性ってわかったら体が楽になるわけでは無いけど気持ち的には楽になる。

いまこの自分の体がどうなっているのか、コロナなのか、そうじゃないのかがわからない状況というのに恐怖を感じていた。

 

保健所に連絡して熱が続いている。レントゲンや、CTは問題ない。など連絡する。こんだけ熱が続いていたらもしかしたら検査できるかもと思ったが、やっぱりコロナの可能性は低いからと普通に外来で大丈夫とだけ言われる。

その日は土曜日だったので救急で病院に行き、もらった抗生剤を飲んで様子みようと言われた。

 

熱が出る → 解熱剤飲む → 薬が切れて熱が出るを繰り返し、たまに戻しながら過ごした。

ほとんどベッドの中で。

解熱剤を飲むと36度台まで下がるけど、頭が痛くなって再び37度や38度になる。

 

また、私は吐きグセ?みたいなものがあり、気持ち悪くなったり、吐き気が出てきたらすぐに戻してしまうクセがある。そうなるとすぐに楽になるってわかっているから。

そのせいで少しでも気持ち悪くなると戻してしまうので家族に我慢しなさいと言われるようになった。

そうすると戻す回数が減って、そのあたりはたいぶ楽になった。

(余談だが、戻しすのには相当の力を使うので、何度も戻していると腹筋が筋肉痛になるのだ)

 

 

こうして4 日目と5日目を過ごした。